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「たのしろくない!」とは言わないで!

「街で見かけて気になった人」・「彼女とのやり取り」を中心にエッセイを書いてます

神威岬の先端で一人の女性と出会った~前編・就活の作文~

就活 大学時代 旅・旅行

 私には人生の指針としている言葉がある。一蓮托生という言葉だ。辞書で調べると、以下のように書いてある。

『結果はどうなろうと、行動や運命をともにすること』

 その指針を自分のものとしたエピソードがある。

  大学三年生の夏、小樽の先にある積丹半島を一人で旅した。目的は絶景を見ることと、現地のウニを食すこと。当時、私は運転免許を持っていなかった。なので、バスをちまちまと乗り継ぎ、お目当てのレストランへ向かった。そこで、赤と紫のウニの美味しさに感動した。そして、積丹半島の先端にある神威岬へ。その岬の先端で、一人の女性と出会うことになる。

「写真撮ってくれませんか?」

 という一言がきっかけで会話が弾み、なんと車に乗せてもらえることになった。半日を共に過ごし、沢山の言葉を交わした。素晴らしい縁に恵まれたことで、溢れんばかりの感謝の気持ちがあった。この気持ちに至ったのは、それまでの全ての事象があったからだ。この出会いはもちろん、北海道に行こうと思った目的や日程、それ以前の全てのことも。あの時の今があったから、現在の今がある。人生は「今」の連続だが、全てはつながっているんだ。そう思えた。

 それ以降、常に同じ「今」を過ごす人はいないことに気付き、むやみに人と比較することがなくなった。自分の人生に対して腹が据わったのだ。だからこそ、どんなことに対しても受け入れる覚悟が決まった。覚悟があるからこそ、物事に対して積極的になれる。積極的に行動することで、経験値が増え、自分なりの考えや言葉が生まれる。結果、人との縁を生む。この一連の流れこそ、私にとっての「一蓮托生」だ。

 

 少し編集したけれど、就活の作文で頻繁に書いていた文章だ。この文章を基軸にして、テーマに合わせて書き換えていた。見直してみて、あまりにカッコつけていることが恥ずかしくなり、現実を書きたくなった。後編へ続く。

 

https://www.instagram.com/p/BR3EKdiDPxq/

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